アルミハニカム(城山工業叶サ)がサンゴの有性生殖法において、サンゴの種苗生産の基盤として優れた機能を有している事が明らかとなりました。
沖縄県海洋深層水研究所の敷地内に設置した(一社)水産土木建設技術センター・サンゴ増殖研究所(久米島)において、
プラヌラ幼生の着生数及び着生密度や稚サンゴの生残率の確認を行った結果、
アルミハニカム基盤(L30cm×W30cm×H4cm)を使用する事により効率的にサンゴの種苗を生産できる事が明らかとなりました。
これまでは海水中の耐蝕性を考慮したFRP製の基盤が使用されていましたが、海洋マイクロプラスチックの問題から新たに環境負荷の少ない素材が求められていました。
この度、弊社が提案したアルミ製の基盤がこれまで使用していたFRP製の基盤と同等の機能を有している事が明らかとなり、サンゴの種苗生産の基盤として採用されました。
関連HP
1.城山工業株式会社(アルミハニカム)HP
2.水産多面的機能発揮対策情報サイト(ひとうみ.JP)
3.水産多面的機能発揮対策における有性生殖法を用いたサンゴ育成手法の手引き(案)
(ひとうみ.jp/資料室/一般社団法人水産土木建設技術センター)